色々な食材をおいしく料理して、栄養たっぷり!栄養満点!と言ったりしますよね。
実はこれ、栄養素たっぷり!栄養素のバランス満点!なのかもしれないです。
「栄養」と「栄養素」の違い
「栄養素」とは、
炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン・ミネラル、食物繊維といった物質です。
「栄養」とは、
口から食べて→噛んで→飲み込んで→消化して→吸収して→代謝して→排泄するまでの現象です。
こだわりの栄養素をたくさん口から入れても、
噛んで飲んで消化吸収して代謝して排泄する事がうまく機能していなければ、栄養満点!とはならないのです。
そして、この栄養の「消化吸収」の働きを高められるのが鍼灸治療です。
東洋医学では、「脾胃」がお腹の機能に関係していると考えます。
(西洋医学での(一般的な)脾臓と胃とは、ちょっと考え方が違います。)
いいもの食べているのに、食べさせているのに、元気がないという人が周りにいたら、東洋医学的に「脾胃」が弱くなっているのかな?と想像できます。
もちろん東洋医学的に体を診るためには、専門的な知識と技術が必要で、専門家に診てもらったら、また別の原因があるかもしれません。