気のお話は、どこから話したら良いものか?
一言では説明できない奥の深さがあります。
「気」以外にも、東洋医学には色々な概念があるので、少しずつ書いていきたいです。
気が足りない、気はあるけれど滞っている。
そんな時、人には病気や不調といったものが訪れます。
気が足りない事を、「気虚(ききょ)」と言います。
原因は様々ですが、これまでの生活の中で、何等かの原因があるはずです。
私自身、2人目の産後から、夕方のものすごい眠気、何をやっても疲れる、物事に敏感になり過ぎ、メンタルが傷つきやすいなど、沢山の不調が続いていました。
鍼灸の学生になった時、東洋医学的なアプローチをしてくれる鍼灸師に体を見てもらいました。
私は「気虚」の状態でした。おそらく産後からずっと気が足りなかったのです。
産後から、何年も経過しているのに。これらの症状は、ズバリ「気虚」の症状。
高齢出産だったこと、産後の無理が原因だろうと考えています。その他にも、仕事や色々、原因はあったかもしれません。
今は、東洋医学的に体調を管理しはじめて、少しずつ気がコントロールされつつあります。
気に注目すると、体調もメンタルも強くなっていきます。
「今日はがんばり過ぎて、気虚ったなぁ…」なんて日もありますが、そんな時のセルフケアの方法も身に付けはじめています。